
どうも、だすけ(@dasuke_182)です。
2022年7月につみたてNISAをはじめました。
この記事を更新している現在は23年3月で、投資元本はつみNI以外の特定口座も含め70万円弱になります。
結果としては今現在、良い報告ができないのですが、敢えてこの9ヶ月という中途半端な時期で運用実績を公開することにしたのは理由があります。
というのも現在のような不安定な相場や、コロナショックのような暴落を乗り越えて10年、20年と長い時間をかけて利益を出していくからです。
本記事では22年7月から23年3月までの9ヶ月の運用実績を公開し、実際に投資している投資信託と投資スタイルも紹介します。
- 9ヶ月経ったつみたてNISAの運用実績
- 実際に投資している銘柄
- 新NISAに向けての戦略
23年3月のつみたてNISAの状況


2022年不安定な世界情勢の中、始めたつみたてNISA。
同じ時期に始めた方はおそらく似たような状況かと思われます。
経済や株価に影響が出ていますが2023年も引き続き不安定な相場環境と思われます。
さらにはアメリカでシリコンバレー銀行の経営破綻と、不安な状況に拍車がかかっています。
下手したら大恐慌の再来も、あるかもしれません。
9ヶ月経った現在の運用成績
9ヶ月と中途半端な時期ですが3月20日現在の運用成績はこちら↓




結論から言えば、−2万円、率にして−3.16%となんとも言えない数字です。
どんな状況でも淡々と積み上げてほったらかしにするだけ
この現在、元本割れした運用実績を見てどう感じたでしょうか?



「やっぱりやらない方が無難なのでは…?」
と思われたかもしれません。
ですが、何においてもリスクはつきもの、今では貯金でさえ100%安心安全とは言い切れません。
どんな状況でもやることはたった1つ。
淡々と積み上げてほったらかしにするだけです。
下記の画像をご覧ください↓


1年間のリターンでは+60〜−48%と振れ幅があるのに対し、15年と長期で見た場合、経済状況にもよりますが+圏内の利益が見込まれています。


上記画像左のように、投資期間に比例して金額が綺麗に伸びていくのではなく、画像右のようにジグザグしながら利益を出していきます。
繰り返します。
やることはただ1つ。淡々と積み上げてほったらかしにするだけです。
だすけ流つみたてNISAのスタイル


次につみたてNISAの投資スタイルを紹介します。
- 楽天証券で口座開設をする
- 投資先は全世界株70%、S&P500に30%
- 毎月3.3万円の自動積立設定
- 雨が降ろうが槍が振ろうが投資をやめない
楽天証券で口座開設をする
まず、つみたてNISA口座は、「楽天証券」で開設しています。
証券口座を開設するならネット証券を使うのが圧倒的におすすめです。
実店舗での口座開設の方が良いのでは?という意見もあると思いますが、以下の理由からお勧めできません。
- 販売手数料がぼったくりに近い
- 運用するための手数料が高すぎる
- 金融商品の数が少ない
人件費や店舗の家賃などのコストを賄うために、実店舗の手数料は割高に設定されています。
その反面、ネット証券は実店舗でのコストがかからない分、手数料は割安です。



100万円分保有していても年間コストは何百円程度だったり。
口座開設はオンライン上であれば、20〜30分ほどで済んでしまいます。
ネット証券も数が多くどれを選ぶか悩むと思われますが、ユーザー数の多い『楽天証券』か『SBI証券』を選んでおけば間違いはないです。



自分はつみたてNISAは楽天証券、米国株はSBI証券と使い分けています。
投資先は全世界株70%、S&P500に30%
基本的にはeMAXIS Slimシリーズを購入するのが一つの最適解かと考え、自分の投資先は以下2つになります。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は文字通り世界中全てを買ってしまおう、そんな金融商品です。
著書『ほったらかし投資術』を読み、今後世界が経済が成長するという内容が判断の後押しとなり投資を決めました。
全世界であれば幅広い分散になりますし、正直これ1本で良いくらいかなと思っています。



通称オルカン。世界がコケる時はこの世の終わりが来る時だと思っています。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は全米の優良企業500社に投資する金融商品です。
正直決めきれなくて2つとも保有しているのが現状です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も半分以上が投資割合が米国で、保有している投資信託が2つとも米国寄りではありますが…
米国は世界の経済の中心であり、今後も先進国の中で唯一人口増加が見込まれている国です。
代表的なGAFAMもアメリカ発祥の企業ですし今後も株価は伸びていくのではないかと考えています。
よりリスクを取りたいのであればeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、手堅く安全圏を狙うのであればeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を中心に選ぶのが良いと思います。
毎月3.3万円の自動積立設定
購入する金融商品が決まれば、あとは自動積立の設定をするだけです。
つみたてNISAの現在の年間上限金額は40万円です。
2024年より新制度に移行しますがとりあえず今は、月33,333円の積み立てを設定しています。
自動積立の設定はとてもシンプルです。
ネット証券にログインして、目的の金融商品を何日に積立するか設定だけです。
一度設定してしまえばあとは、20年間を過ごすだけです。
雨が降ろうが槍が振ろうが投資をやめない
この先株価がどんなに大暴落しようが積立をやめるつもりはありません。
間近では2020年にコロナショックがあり、株価が大暴落しました。
実は大暴落の時こそ利益を伸ばすことの出来るチャンスだったりします。
毎月一定額を投資する手法を、「ドルコスト平均法」といいます。
株価が高い時は少ししか買えませんが、株価が安い時はたくさん買えるという伝統的な投資手法です。
例えば1万円で50個買えていたとしたら、5000円に値下がりした時に倍買えますよね。
重要なことは、株価が安いときにどれだけ多くの株を買えるかどうかということです。
そのため、株価が暴落した時は慌てて投げ売りしてはいけません。
つみたてNISAの長い運用期間には何回も暴落があると思いますが20年とか経った時に株価が成長していればOKなんです。
一時的な暴落に慌てることのないようにしましょう。
新NISAに向けての今後の戦略


2024年よりつみたてNISA制度が新しくなります。
現行 | 2024年1月以降 | |
制度が使える期間 | つみたて 2042年まで 一般 2023年まで | 恒久化 |
年間投資枠 | つみたて 40万円 一般 120万円 | 120万円 240万円 |
非課税となる投資枠 | つみたて 最大800万円 一般 最大600万円 | 買付残高で1800万円 (うち成長投資枠(仮)は1200万円) |
両者の併用 | 不可 | 可能に |
これにより2024年からの投資をどのようにしていくか紹介します。
特定口座はタイミングを見て売却
現在70万ほどのある投資信託のうち22万円ほどは特定口座による積立です。
楽天カードによる積立上限5万円からつみたてNISA3.3万円から1.7万円ほどと、カードとは別に10万円ほどを途中から積み立てています。
新制度が発表されたことにより投資上限額が増えるので3月現在はつみたてNISA3.3万円のみにして、特定口座での投資信託購入は控えております。




2024年の新制度の資金に向けてこの特定口座は利益が出たのを見計らって売却し、資金を当て直します。
新NISAからは毎月5万程度を目処に積立
新NISAになったら毎月5万円(年間60万円)を積み立てていく予定です。
何十年という長い投資期間の中では毎月5万円を環境の変化などで、捻出するのが難しい時もでてくると思いますが、そこは柔軟に対応していきたいと考えています。
時間を味方に付けて利益を出していければ、老後2000万問題もとりあえずは大丈夫ではないでしょうか。
最後に


今回の記事はいかがだったでしょうか?
つみたてNISAを始めて9ヶ月が経過した3月現在の損益を紹介しました。
- 3月現在は含み損。短期ではマイナスにもなるが狼狽えてはいけない
- つみたてNISAは楽天証券で開設
- eMAXIS Slimシリーズのオルカン70%、S&P500に30%自動積立を設定し放置
- どんな暴落が起ころうとも、積み立てはやめてはいけない。むしろチャンスの可能性
『投資』というと決算者を読み込んだり、チャートに張り付いていたりという難しそうなイメージがあるかと思います。
つみたてNISAに限ってはやることはとってもシンプルです。
口座の開設からお手元に書類が届くまで多少の時間がかかるくらいで、あとは積立の設定をするだけのとてもシンプルな作業です。
この先、暴落がきても狼狽えず淡々と長期期間の積み立てを続けていれば、きっと利益は膨らみます。
2024年は新NISAも開始し新しい投資環境になっています。
以上になります。
ありがとうございました。