どうも、だすけ(@dasuke_182)です。
皆さんは、運動の習慣はありますか?
忙しい社会人にとって、体を動かす機会は少ないかもしれません。
ですが、体を動かす習慣を作ることでさまざまなメリットがあることがわかっています。
体を動かすのは良いことだと思うけど、どんな効果があるの?
と言う方にも参考になると思います。
- 体を動かすメリット
- おすすめの運動方法
それでは紹介していきます。
運動を勧める理由
著書「運動脳」、著書「脳を鍛えるには運動しかない」に書かれていた結論はいたってシンプルで脳にとって一番良いのは運動だと言うこと。
あれこれやるよりも、体を動かすことで大抵のことは解決します。
薬より運動
運動をすることにより、抗うつ剤と同じ効果があると言われています。
むしろ運動は薬と違って副作用がないので、それ以上かもしれません。
製薬会社は、患者を薬漬けにし利益を上げており利益優先で、患者の健康など度外視。
薬にお金を費やすくらいであれば、コストのかからない運動をした方が効果的ではないでしょうか?
脳トレゲームより運動
脳トレゲームより運動の方が効果があります。
「脳を鍛える」「脳に良い」と脳トレゲームやクロスワードパズルがありますが、実際にこれらをやっても、脳に全く効果がないことが研究でわかっています。
やり続けてもただ単に、ゲームの動作が得意になるだけ。
やはり、頭を動かすゲームよりも体を動かした方が良さそうです。
スマホより運動
スマホよりも運動です。
スマホの普及により日々の生活は格段に便利になりました。
ですが、私たちの脳は、「生物学的には、私たちの脳と体は今もサバンナにいる。私たちは本来、狩猟採集民族なのである」とのこと。
文明はものすごい勢いで発展していますが、脳の機能は全然文明の進化に追いついてないようです。
こんなツイートも見つけました。
スマホが何でも教えてくれて
自分の頭で考える人2.0さんのtwitterより
行き先は手取り足取り導いてくれて
好きな食べ物がいつでも届き
娯楽は家で寝ながら楽しめる
人と会わなくても「友達」は無数に増え
恋愛は疑似で完結
ゲームすら自分でクリアせずクリア動画を見る
これでは肉体も脳も精神も退化する一方
スマホ一つで大抵のことは、完結できる時代になりつつあります。
スマホは確かに便利ですが、うまく付き合っていかないと運動の習慣は全く無くなってしまいます。
体を動かすメリットとは?
運動のメリットはたくさんありますが、今回紹介するのは以下になります。
- 運動により集中力が高まる
- 運動により記憶力が高まる
- 運動により学力が上がる
- 運動は脳や体の機能低下を防ぐ
- 運動で鬱が改善する
- 運動でストレスが減る
それぞれ解説しますね。
運動により集中力が高まる
集中力の改善の助けになるどころか、かなりの変化を実感できる方法が身体を動かすことです。
わずか数年の間に、効果的に運動をすれば集中力や注意力が改善され、そのときに脳内で何が起こっているかもわかってきているのです。
目の前のことに集中するためには「ドーパミン」が必要であり、そのドーパミンの量を増やすには、ウォーキングよりもランニングが適しています。
身体を動かせば脳の機能が変わり、脳本来のメカニズムが活性化することで集中力が高まります。
運動により記憶力が高まる
「運動以上に記憶力を高められるものはない」とのことです。
脳は、生涯を通じて縮め続けており、25歳ごろをピークに、年齢と共に徐々に小さくなっていきます。
週に数回ほど早足で歩いたり、走ったりするだけで脳の老化が食い止めらます。
それどころか、若返った上に記憶力まで強化できるそうです。
運動をすれば、記憶力はたちまちに改善します。
もし、記憶力を最大限に上げたいのであれば、運動と暗記を同時に行うことをお勧め致します。
身体を活発に動かせば、脳細胞の新生は2倍に増えます。
メンタリストDaiGoさんがステッパーに乗りながら読書をしてるようですね。
運動により学力が上がる
子供の記憶力や、学習能力を驚異的に伸ばす方法として科学の研究が立証したものは、やはり運動になります。
子供でも身体を鍛えれば、脳の重要な部位である海馬が大きくなります。
たった4分の運動を一度するだけでも集中力と注意力が改善され、10歳の子供が気を散らすことなく物事に取り組めることも立証されたと書かれております。
特定の何かをさせたわけだはなく、ただシンプルに体を動かしただけ。
学力を上げるのは「心拍数」であり、小学校に通う学童期が最も恩恵を受けるそうです。
大人と同様、重要な点は子供たちがどんなことをするのかではなく、とにかく身体を動かすことが重要なのです。
運動は脳や体の機能低下を防ぐ
運動の効果には、脳の老化を防ぐ役割もあります。
前述した通り、脳の大きさは25歳を過ぎると小さくなっていきます。
私たちの記憶に関わる海馬と呼ばれる部分も、25歳以降は毎年1%ずつ小さくなっていきます。
これにより記憶力が徐々に低下していきます。
しかし、運動によって海馬は縮小するどころかむしろ大きくなることが研究で明らかになっています。
また、運動の効果には体の筋力低下を防ぐ役割もあります。
運動の習慣がないまま、30歳を過ぎると脚の筋力が、年1%づつ落ちることが明らかになっています。
60歳で3割も無くなってしまいます。
老化するから使えなくなるのではなく、使わないから老化するのです。
年老いたある日、転倒し骨折したのをきっかけに寝たきり生活になることもありえます。
運動の習慣が大事なのが伺えますね。
運動で鬱が改善する
前述しましたが、運動は副作用が一切ない薬であり、少しだけ気持ちが滅入っている人でも、深い苦悩を抱えている人でも、たいていは運動すれば晴れやかな気分になれます。
最も効果のある運動はランニングですがが、ウォーキングにうつ病を防ぐ効果があることも明らかになっています。
毎日20〜30分歩くことで、うつ病を予防できて気持ちが晴れやかになります。
また、運動と鬱の再発結果に関する研究を行ったところ、
- 運動で改善するグループ
- セラピーで改善するグループ
- 抗うつ剤で改善するグループ
この中で運動で改善するグループが、半年後にうつを再発した割合が1割以下と最も少なかったそうです。
運動することが、最も効果のある処方箋なのです。
運動でストレスが減る
朝、目を覚ました瞬間から「ストレス」は始まっています。
ストレスによる疾患の治療と予防には、運動が目覚ましい効果をもたらすことが、研究によって立証されているそうです。
運動によりストレス物質「コルチゾール」をコントロールいたします。ランニング、あるいはサイクリングなどの運動をすると、それを続けている間はコルチゾールの分泌量が増えていきます。
なぜなら肉体に負荷がかかる活動は一種のストレスだからです。
運動が終われば、コルチゾールの分泌量は減り、さらにランニングを始める前のレベルに下がっていきます。
定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えているときでも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていくそうです。
週に2回以上運動をしている人は、ストレスや不安とほぼ無縁であることが分かっております。
世界のストレス研究がこぞって「運動の効果」を発見中であり、運動が最も優れた解毒剤であるります。
自分自身、筋トレが好きで運動のメインとして続けていますが、行く前は面倒に感じていても、筋トレを終え帰る頃になると非常にスッキリした気持ちになっているのを実感します。
やはりストレス解消に効果はあります。
おすすめの運動は?
運動の魅力をこれでもかとお伝えしてきましたが、運動の効果を得るためには、一体どんな運動をどれくらいすればいいのでしょうか?
まず、どんな運動という点に関しては、筋トレでも効果はありますが、有酸素運動の方がより効果的です。
また、より負荷がかかるランニングなどはとても効果があります。
筋トレ<ウォーキング<ランニングになります。
理想は週3回45分以上のランニングです。
また、運動をしたからと言ってすぐに効果が感じられるわけではありません。
数カ月から半年は運動を続ける必要があります。
と言っても、いきなり週3回45分以上のランニングを、効果が実感できるようになるまで継続するのは非常に難しく途中で挫折しかねないです。
まずはハードルを下げてできる範囲で始めてみることが大切で、週1回でも、5分でも10分でも、とにかく体を動かすこと。
ちなみに自分は、筋トレとなるべく歩くことを習慣づけています。
自分の無理のない範囲で取り組むのが一番長続きします。
最後に
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
やらなきゃまずい?】体を動かす6つのメリットを解説【運動のススメ】と題し、運動をすることで得られる素晴らしメリットについて紹介させていただきました。
- 運動により集中力が高まる
- 運動により記憶力が高まる
- 運動により学力が上がる
- 運動は脳や体の機能低下を防ぐ
- 運動で鬱が改善する
- 運動でストレスが減る
自分自身、たまに気が滅入ることもありますが、一切運動をしていなかったらメンタルがさらに弱っていたかもしれません。
運動をやっていて本当に良かったと実感しています。
著書では本記事で紹介した内容をより詳しく伝えています。
「運動を習慣づけて日々を充実させたい!」と思っている方はぜひ読んでみてください。
また運動脳の著者アンデシュ・ハンセン氏はスマホ脳も出版されています。
こちらについても記事にしていますので良かったら読んでみてください。
以上になります。
ありがとうございました!