どうも、だすけ(@dasuke_182)です。
今回はこちら。
おすすめの保険が知りたい!
という疑問を持った方へ向けた内容の記事となっています。
まず結論から伝えると、筆者としてはほとんどの保険は不要だと考えています。
いやいや何を言っているの!?保険は絶対必要でしょ!
保険屋さんに勧められたから…
不安だからとりあえず大手保険会社に入った
こんな感じで保険に入っている方は多いのではないでしょうか?
筆者も実はそんな中の一人でした。
医療保険、学資保険に生命保険とたくさんの種類の保険がありますが、必要な保険は本当に少ないんです。
そこで本記事では、大半の保険が必要ない理由、その中でも本当に必要な保険を紹介していきます。
ほとんどの保険が必要ないと考える4つの理由
ほとんどの保険が不要だと考える理由は、以下の通りになります。
- 日本は国民皆保険制度がある
- 貯金をしていれば賄えてしまう
- 支払額の割に保証がイマイチ
- そもそも保険を利用する機会が少ない
日本は国民皆保険制度がある
日本は全国民が、国民皆保険制度(こくみんかいほけん)という公的医療保険に加入する制度を採用しています。
公的医療保険に加入さえしていれば、病気やケガで病院に行ったとしても、自己負担は最大でもかかった医療費の3割ほどで済む場合がほとんど。
また、一定額を超えれば、高額療養費制度が利用可能で、たとえ100万円の医療費がかかったとしても、申請すれば1ヶ月の負担額はグッと下がります。
そもそも国民皆保険制度は、
- 怪我や病気が重症の場合でも「休業補償」や「補償手当」でカバーできる
- 医療費が高くついても「高額医療費制度」でカバーできる
- もし障害が残っても「障害年金」がある
- 子供ができたら「出産育児一時金」「出産手当金」「育児休業給付金」が給付される
と充実しています。
これだけ充実しているのにわざわざ民間保険に追加で加入するのは、国民皆保険制度を理解してないことになります。
昼休みの職場にやってきた保険のお姉さんの営業におだてられ、あれよあれよと保険に加入してしまうのは非常に勿体無いと言えます。
貯金をしていれば賄えてしまう
保険は、低確率・大損害に備えるもしものためのものです。
病気や怪我の治療費を普段の貯蓄でカバーできるのであれば、わざわざ保険に入る必要はないと考えます。
不安を煽られ、その不安に付け込まれ過剰な保険に入った結果、貯蓄ができず人生の選択肢を減らしてしまうことになりかねません。
毎月、保険料を払っているがために貯金が出来ないというのも問題があります。
貯金型保険という毎月一定金額を払い込んで運用してもらう保険もありますが、利率や払い戻しは非常に少なくコスパが非常に悪いです。
保険に頼らなきゃ貯金が出来ない人にはおすすめかもしれませんが、加入前に自身のお金の使い方を見直すべきです。
掛け金の割に保証がイマイチ
掛け金の割に保証がイマイチだということです。
手数料も高く払い戻し率も利回りも低く非常にコスパが悪いということ。
保険は多くのお金を加入者から集めますが、実際に使う人が少ないからこそ成り立っているビジネスです。
お金の面から見ると、将来使うお金を貯めるのであれば、貯蓄型保険や、個人年金保険、学資保険などを利用するより、自分で貯金するか、可能ならばNISAで運用した方が手堅いです。
まず、保険では途中解約すると、お金が返ってきません。
立派な元本割れですね。
契約後にマイナス期間がある保険と、いつ引き出してもマイナスにならない貯金であれば、貯金の方がはるかにマシです。
手数料も高く、仮に払込が終わったとしても、返礼率や利率はとても低いです。
全てがそうだとは言い切れませんが、5年かけて200万円支払って220万円返ってきたらどうでしょうか?
「20万円得した!ラッキー!」と思えるでしょうか?
その間に税負担や社会保険料の増加を考えると、とても喜べるような額ではありません。
勤めている会社で「夏のボーナスを10年待ったら10%増加します」と言われても、飛びつくような人はいないと思います。
また、極端ですが中には『病気にかからなきゃお金が返ってきます』という、50万円受け取るために100万円払い込むような内容の保険もあります。
筆者としては、マイナス期間が長く元本割れする保険よりは貯金、さらに可能であれば資産運用をしてNISAにお金を回した方が効率的だと考えます。
実際に使う人が少ないことで成り立っているビジネスなのですから、利回りを低くしないと当然利益は出ません。
生命保険もペット保険もどんな保険も不要なのです。
そもそも保険を利用する機会が少ない
そもそも保険は利用する機会が少ないもの。
自身の周りを見渡しても「保険のおかげで助かった」という人に出会うのは少ないのではないでしょうか。
また、筆者は現代30代ですが、周りを見ても大病にかかった同年代はいません。
繰り返しますが、保険は多くのお金を加入者から集めますが、実際に使う人が少ないからこそ成り立っているビジネスです。
決して慈善事業やボランティアではありません。
みんなが使えば使うほど、保険会社の利益は少なくなります。
保険はそもそも損をすることに意味がある金融商品です。
死亡する、事故にあう、病気になるなど「ひどいこと」が起きると、保険金という「賞金」を受け取ることができる「不幸の宝くじ」です。
宝くじと一緒で、胴元と僅かな当選者が得をし、大半の購入者は損をするような仕組みとなっています。
万が一の不安を煽られて病気になった後の保険に備えるよりは、お金の使い方を見直す、生活習慣や普段の食事内容を見直すことを優先した方がいいと筆者は考えます。
本当に必要な保険は3つ
先ほどは、大半の保険が不要な理由を紹介しましたが、ここでは本当に必要な保険を3つ紹介します。
- 掛け捨ての生命保険
- 自動車保険
- 火災保険
繰り返しますが、基本は低確率・大損失に備えるものです。
生活スタイルによっては、これに当てはまらないケースの方もいるかと思うので参考にしてみてください。
掛け捨ての生命保険
まず、必要な保険1つ目は掛け捨ての生命保険。
ですが、掛け捨て生命保険が必要なのは、成人前の子供がいる家庭のみです。
万が一の時に備え、養育費、教育費、生活費を残しておく必要がありますが、貯蓄が充分にある方であれば、これも必要ありません。
掛け捨ての生命保険であれば、毎月2,000~3,000円ほどの保険料で、もしもの時にも十分な保障を受けられます。
筆者には現時点では縁のない保険です。
自動車保険(対人・対物無制限のみ)
続いて、必要な保険2つ目は自動車保険。
これも低確率・大損失に備えるものですが、車両保険は不要。
- 対人・対物無制限
- 弁護士特約
の2つをつけていれば充分ですね。
まず、自動車保険は、自賠責保険と任意保険の2種類があります。
- 自賠責保険
- 障害による損害は120万円
- 死亡による損害は3,000万円
- 後遺症による損害は4,000万円
- 物損に対する損害は保証なし
- 任意保険
- ①対物保険→事故で相手を怪我や死亡させてしまった場合、相手のもの(自動車など)に損害を与えてしまった場合に使う
- ②車両保険→事故で自分の車が壊れた場合の修理代が保険代から出る
自賠責保険は加入が必須であり、どこの保険会社も大きな差はありませんが、任意保険は加入するかどうかは自由。
これは会社や補償内容によって保険料が異なるので、しっかりと調べて納得した上で加入するべきです。
さらに車両保険には等級制度というものがあり、少し車をぶつけた程度で保険を使っていると支払う保険料が高くなります。
- 事故を起こしていない人の翌年の保険料は安くなる
- 反対に事故を起こした場合の翌年の保険料は高くなる
結局、車両保険を適用したところで修理代の後払いになるだけです。
また、車両の盗難や全損事故に対しても新車の価格台の保険代金は絶対に出ません。
ものを買った時点で価値が下がっていくように、保険の計算時に毎年車の時価額は下がっていきます。
新価特約をつけていればこういったことは回避できますが、結果として保険の払込料が高くなってしまいます。
自損事故を除く事故の場合は、相手の保険からもお金が出ますので、結果として『使い所の少ない保険』となっていまします。
契約していた新価特約も、自分の車の購入額以下でした。
万が一、自分の愛車が事故を起こして大破しても、人生が詰んでしまうようなリスクではありません。(精神的なショックはものすごく大きいですが)
それに比べ、人身事故や無損事故は高額な賠償を支払うケースが発生します。
自賠責保険の補償上限が3,000万円ということもあり、保証が無制限である対人・対物無制限のものはまず必須になってきます。
加えて、交通事故を起こした際は、弁護士に対応をお願いするケースも出てきますので弁護士特約もつけたいところです。
なので自動車保険は運転に過度な不安がない限りを除けば、対人・対物無制限と弁護士特約で充分。
車両保険がなければ保険料も安くなるため、生活費を抑えられ、貯金や投資にお金を回すこともできます。
火災保険
最後は火災保険。
火災保険は、事故や災害で建物・家財が損害を受けた際、復旧のための費用を補償する保険。
事故や災害で建物に被害が出た場合、本来なら修繕などで高額な費用がかかってしまうものの、火災保険に加入していれば、経済的大損失から自分を守ってくれます。
ただ、ミニマリストの観点から言えば、家財道具が少ない方がほとんどではないのではないでしょうか。
筆者自身も現在の住まいでは、加入していません。
これも貯蓄でなんとかなるパターンなのかなぁと思っています。
現在の火災保険の契約内容に悩んでいる方は、
- 他社の火災保険の金額を知ること
- 現在加入している火災保険の内容を確認して比較すること
- 比較して安くなる場合は早めに乗り換える
をチェックしていただければと思います。
筆者の場合
筆者自身の保険をまとめると自動車保険のみの加入となっています。
金額は年間7万円ほど。
以前は、なんとなくでがん保険や民間保険に普通に加入し支払っていました。
ただ、自動車保険については今回ブログを書くにあたり、契約内容を見直したのでさらに安くなる予定です。
新価特約が付いていました。
最後に
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
『【ほとんどの保険は不要】ミニマリスト志望が実際に加入している保険は?』について紹介させていただきました。
ほとんどの保険が不要な4つの理由
- 日本は国民皆保険制度がある
- 支払額の割に保証がイマイチ
- 貯金をしていれば賄えてしまう
- そもそも保険を利用する機会が少ない
本当に必要な保険は3つ
- 掛け捨ての生命保険
- 自動車保険
- 火災保険
全てが当てはまるケースというのはまずないです。
保険はご自身に必要かどうかを考え、それでも必要なら保険に加入する、しないの選択をしていただければと思います。
以上になります。
ありがとうございました!