30代後半でもマイホームは必要だと思わない5つの理由【建てなくてもOK】

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気になる人

同僚や友達がみんなマイホーム建ててるから、自分もそろそろ…

今回は、そんな方へ向けた記事となっています。

だすけ

どうも、だすけ(@dasuke_182)です。

結婚したり、子供が生まれ家族が増えたらマイホームを…と思うこともあると思います。

かく言う自分も以前はマイホームが欲しいうちの一人でしたが、今ではあまり建てる気がなくなりました。
(埋め込み式食洗機の付いた機能的なキッチンは良いなと未だに思いますが)

マイホームの購入をもし検討しているのであれば、人生の中で一番大きな買い物になります。

だからこそ、そのメリット・デメリットをよく理解したうえで購入したいですよね。

マイホームを購入するメリットは「販売者側」がこれでもかというほどアピールしてきますが、本記事ではデメリットの面でマイホームを必要だと思わない5つの理由を解説させていただきます!

ちなみに決してマイホームを否定しているわけではありませんので、考えの一つとして捉えていただければ幸いです。

目次

マイホームが必要だと思わない5つの理由

マイホームが不要だと考える理由は金銭面、リスク面、環境面から計5つあります。

必要だと思わない理由

金銭面

  • お金の不安に常に取り憑かれる
  • 負の遺産になる

リスク面

  • 災害リスクに弱い
  • ご近所トラブルの可能性

環境面

  • 家族構成の変化に対応できない

ちなみに自分の現在の住まいは、会社からの補助が出ています。

上記の5つのリスクを考えると、今はまだまだ賃貸で良いのかなと言うところです。

それぞれ解説していきます。

お金の不安に常に取り憑かれる

まず何千万円もの借金をし、30年〜35年というローンを背負って長期にわたってそのお金を返済していく、その覚悟がありません。

また、現在仕事を持っていてもその収入がずっと継続するとは限りません。

要はずっと今のペースで走り続けられるか?と言うことです。

  • 共働きで契約しても子供ができて収入が半減する
  • 社会情勢の変化が仕事に影響する(新型コロナウイルスなど)
  • 病気や怪我で働けなくなる

病気や怪我での休業補償や退職金でもお金はもらえますが、生活に必要な分でなくなってしまい、家のローン分を支払える余裕はない(その逆も然り)と思われます。

つまり収入の変化に柔軟に対応できなくなるんですよね。

また、自分が仕事を辞めたいと思った時に自由に辞められませんし、ローンを払うために労働時間や残業を増やすことになります。

家のローンがあることで自由が減り、人生の選択肢が激減してしまいます。

会社に依存し、しがみつくことは、自分が目指す自由で選択肢のある人生とは大きくかけ離れています。

その点、賃貸であれば、収入状況に応じて住み替えが気軽にできますし、増えた支出や減った収入に対応しやすいので気楽だと言えます。

負の遺産になる

マイホームのセールストークでよく聞くものとして、

  • 「マイホームは、ローン返済が終われば完全に御自分のものです。ゆとりある穏やかな生活が送れますよ!」
  • 「マイホームのほうが家賃を払い続けるよりお得ですよ!」

というのがありますが、果たして本当にそうでしょうか?

戸建てでもマンションでも、ローンの支払いが終わって「自分のもの」になってからも支払いが続くコストがあります。

  • 年間の固定資産税
  • 家を購入してから発生する修繕費
  • 管理費(マンションの場合)

年間で発生する修繕費や固定資産税を月ベースにならすと、最低でも家賃にプラスして月2万円~5万円ほどのコストがかかり続けます

また、「持ち家は資産になる」と言う意見もあるかと思いますが、著書「金持ち父さん貧乏父さん」では、

資産→自分のポケットにお金を入れてくれるもの
負債→自分のポケットからお金を奪っていくもの

と分けており、購入したマイホームは負債扱いになるのではないかと思いました。

さらに日本はこれから少子高齢化が本格化していくので空き家もどんどん増えていくと考えます。

手放すにも手放せない状況、それなのに住宅メーカーは新築のマイホームを販売していると言う少し疑問を感じてしまう状況が出来上がっています。

災害リスクに弱い

言うまでもなく日本は、定期的に災害に見舞われています。

地震だけでも、95年の阪神淡路大震災、11年の東日本大震災、16年の熊本地震…

ざっと挙げるだけでも、これだけの大きな災害がありました。

今後も南海トラフをはじめ、大きな地震の可能性が示唆されていますよね。

また、近年は自身の他にも台風や豪雨災害も深刻になりつつあります。

いろんな自然災害が起きる度に、住宅の全半壊、一部損害のニュースが流れていますよね。

自然災害が増加している近年、何千万円とする住宅を持つことはリスクになるのでは?と考えてしまいます。

ひとたびリスクが現実になってしまえば、一気にマイホームは負債になってしまいます。

実際に被災し、自宅を再建するため二重ローンになってしまった方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

災害リスクを回避するために保険料を多めに払うことになれば、ますます負担が増えるばかりです。

ご近所トラブルの可能性

念願のマイホームを手に入れても、隣人トラブルがあれば人生そのものが辛くなる可能性があります。

1度契約したら取り返しがつかないのに、住んでみないと分からないトラブルです。

世の中必ず自分に合わない人がいます。

職場や学校であれば部署異動、転職、転校と比較的逃げやすいですが、隣人トラブルはそう簡単にはいかないと思います。

こういうトラブルは関わらないか、逃げた者勝ちです。

争いに発展しても面倒なだけですし、大切な時間をどうでもいい人に費やしてしまい人生の充実度が低下してしまいます。

その点賃貸であれば、引っ越しも可能です。

引っ越し代や、初期費用も安くはないですが、家のローンよりは安く済むではないでしょうか。

家族構成の変化に対応できない

マイホームは、家族構成の変化に柔軟に対応できません。

現在の住宅は、特に核家族向けのものが多いですよね。

現状、我が家は現段階で子供はまだいません。

こればかりは授かり物ですが、先を見越して住宅を購入してもローンばかり払うのがどうかなと感じました。

また、家族で子供と暮らすのは平均して20年ほどではないでしょうか?

長いようで長くないですし、マイホームの返済期間より短いですよね。

さらに、自分も嫁の家族の実家も元々は3世帯が暮らせるような住宅であり、自分たちが独立してしまった今、両親と祖父母のみの居住になっています。

老後になれば、今の核家族向けタイプの住宅でさえ、維持管理が難しくなる方もいるのではないでしょうか。

それであれば家族構成の変化や、子どもの成長に合わせ賃貸を借り換えたほうが現状ベストなのではないかと感じました。

一生賃貸?老後をどうする?

先ほどは5つのリスクを紹介し、現段階での自分の考えとしては賃貸で充分と言うことをお伝えしました。

ここからは自分が60代を過ぎて、定年を迎えてからの考えを紹介します。

定年後の選択肢をどうするか?
  • 老後でも賃貸に住む
  • 満を持して住宅購入

解説していきます。

老後でも賃貸に住む

よく老後になれば、賃貸は借りづらくなると言う話があります。

ですが、今の労働世代が定年を迎えた場合も果たしてそうなのかな?と考えています。

賃貸の住まいも借りる人が居ないと成り立ちませんので、「年配の方には貸せません」とはならないのでしょうか?

マイホームの広告を時たま見かけますが、3世帯住宅核家族住宅→単身や2人で住む狭小住宅と移り変わっていて、値段も変化しています。

おそらく賃貸も、老後になっても今よりさらに借りやすくなるのではないかと考えているので、老後も賃貸に住み続けるのを選択肢として考えています。

満を持して住宅購入

現状マイホームを購入する意思はありませんが、子供この先出来て、成人し巣立って夫婦2人だけになったら、満を辞して終の住処を購入するのも1つの方法かなと思っています。

中古住宅の購入も一つの手。

とにかくかくにも、空き家が増えるとわかっているのに高いお金を出してローンを組んでまで新築のマイホームを購入するまでではないと考えています。

また、少し逸れますが、青森県十和田市にアセットポケットさんと言う不動産会社があります。

ゆっくり不動産さんのチャンネルで内見動画がアップされていました。
youtube動画はこちら↓

必要最低限と言いながら十分過ぎる設備。
老後であれば、今より資産もある程度あるでしょうし、一括で購入できればローンを払う必要もありません。

老後であれば生活費も今よりは下がっていくはずです。

動画で紹介されているような、狭小住宅も選択肢としてありかもしれません。

最後に

30代後半だけどマイホームは持たない5つの理由と題し、マイホームに対する考え方についての考えを紹介させていただきました。

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

もう一度、必要ない理由をおさらいします。

必要だと思わない理由

金銭面

  • お金の不安に常に取り憑かれる
  • 負の遺産になる

リスク面

  • 災害リスクに弱い
  • ご近所トラブルの可能性

環境面

  • 家族構成の変化に対応できない

今回はデメリットをメインとした記事構成になりましたが、もちろんマイホームにもメリットはあります。

冒頭でもチラッと言いましたが、埋め込み式の食洗機の付いた機能的なキッチンや、自由に決めれる間取りは憧れであることは間違いないです。

実際、理想の間取りも考えてたりもします(笑)

マイホームにはマイホームのメリットとデメリットがあり、賃貸には賃貸のメリットとデメリットがあります。

昔の自分がそうでしたが、大事なのは…

周りの雰囲気や見栄に流されずに、自分たちが心地良く暮らすためにはどうすれば良いのか?

その上でマイホームが必要だった、賃貸で充分だった、自分で考えて出した答えが大切だと思います。

「家を建てて一人前」
「賃貸だと子供がかわいそう」

って意見は、今では古い価値観、「それってあなたの感想ですよね?」です!

以上になります。

ありがとうございました!

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このブログを運営している人

30代のミニマリスト志望。
東北の雪国で月10万円で暮らしています。

つみたてNISA、米国高配当ETFにも挑戦中。

ミニマリストを目指して、モノが少ない暮らしやお金のこと、地元のことをブログで発信して行く予定です。

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