金さん銀さんから学べる2つの認知症対策【人生100年時代に向けて】

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だすけ

どうも、だすけ(@dasuke_182)です。

今は「人生100年時代」と言われ、何歳になっても健康で現役でいることが重要視されているように思えます。

突然ですが、「金さん銀さん」と言う双子のお婆さんをご存知でしょうか?

平成生まれ以降の方は、馴染みがないかもしれませんが、当時は100歳を超えた長寿の双子としてCMに起用され一躍全国区で有名になりました。

お二人は当時「老後の理想像」とも言われていましたが、実はそんな金さん銀さんが有名になった時にきんさんは、今で言う「認知症」が進行していたのです。

有名になったことで、結果的に痴呆症が改善するのですが…

本記事では、

  • きんさんがどうやって認知症を改善したのか?
  • 金さん銀さんからどんなことを学べるか?

を解説したいと思います。

だすけ

お二方がやられたことは、令和の今でも通じる内容です。ぜひ読んでみてください。

それでは紹介していきます。

目次

金さん銀さんってどんな人たち?

引用:文藝春秋digital

「金さん銀さん」は1892年(明治25年)生まれの成田きん(〜2000年没)さんと、蟹江ぎんさん(〜2001年没)の双子の愛称です。

より詳しく解説したい所ですが、今回は個人的な部分は割愛します。

>>金さん銀さんのWikipediaはこちらからどうぞ。

CM起用で全国区で有名に

1991年に数え年100歳を迎え、2人揃って長寿の祝いを受け新聞に紹介されたことがきっかけで、なんと翌年正月のダスキンのCMに起用されます。

きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳。ダスキン呼ぶなら100番100番」のキャッチコピーと長寿の双子姉妹の存在は、全国的に知られるようになりました。

そこからメディアへの露出が増え、なんとCDリリースやドラマ出演もされています。

だすけ

100歳を超えてから更なる転機が訪れるってすごいですね。

有名になる前は中度の認知症だった

お二人のうちのぎんさんは、特に調子の悪いところも無く非常に元気でしたが、きんさんの方は、認知症が進行していたといいます。

映像に残っている元気なお姿からは、少し想像し難いですね。

自力で歩行ができず、「1から10まで数えることが出来ない」「あいうえおを言えない」と記憶障害の症状が進行していました。

ですが、お二人が有名になった結果、なんときんさんの認知症が改善に向かうようになります。

金さん銀さんから学べる2つの認知症対策

引用:毎日新聞

数え年である100歳を過ぎてから、色々なことが起こり二人の人生に新しい転機が訪れ、きんさんの認知症も改善。

では、一体どんなことをしたのか?

結論から言うと…

  • 新しい刺激と経験を得た
  • 運動や筋力トレーニングを行なった

この2つ。

その当時は「認知症」という言葉は使われておらず、認知症に対する薬も登場していませんでした。

この二つを実践したことが、薬を飲んだわけでもないきんさんの認知症改善に大きく役立ったのです。

新しい刺激と経験を得た

まず、新しい刺激と経験を得たことが一つ。

姉妹はマスコミで取り上げられ始めたころは全白髪であったが、メディアに取り上げられるにつれ黒髪が増えていったことが確認されている。また、マスコミに取り上げられる以前は中度の認知症であったとされるが、マスコミに取り上げられるにつれて著名人やリポーターの取材を受けたり、全国各地を旅行するために筋力トレーニングに励んだ結果、リポーターの質問に的確に応答し、ドラマ出演時に台詞を記憶するなど症状が改善した。この事例は医学会でも注目され、認知症の予防には、常に新しい経験と刺激、また下半身を中心とした筋力トレーニングによる脳への刺激が有効であることの実証例として、テレビ番組『特命リサーチ200X』で紹介された[17]

引用:金さん銀さんのWikipediaより

100歳を超えてから色んな方と会う機会が増え、色んな経験ができて特に刺激的な日々だったと思います。

連日の取材に、先ほども伝えたCDリリースや、ドラマ出演。

なんと100歳の時に確定申告まで!

これだけでもすごい経験をされていますが、さらに103歳の時には初めての海外旅行、台湾を訪れています。

  • 色んな経験をすること
  • 人とコミニケーションをとること

認知症を遅らせるために有効である2つのことを実践されていますね。

金さん銀さんの例は、少し特殊すぎるかもしれませんが(笑)

脳に良い新しい刺激や経験も何歳になってからでも遅くないということが伺えますね。

認知症が改善した結果、リポーターの質問にもハキハキと答える用になり、あるインタビューでは「頂いたお金は老後の蓄えにする」というユーモア溢れる回答もされています。

筋力トレーニングを行なった

そして全国各地に出向くために筋力トレーニングを行なっています。

特に健康だったぎんさんは「人間は足から死ぬ」と口癖にしており、毎日歩いて足を鍛えていました。

金さん銀さんが実際に行なっていたトレーニングが以下の画像になりますが、筆者もテレビで見た記憶があります。

引用:第一薬品工業株式会社

ハムストリングスやふくらはぎを鍛える筋トレですね。

結果として認知症の改善をしていますので、年齢を重ねたから体が衰えたのではなく、体を動かさないから老化していくと言うことと、何歳になっても筋肉は発達するということが、今から30年以上も前に実証されていますね。

金さん銀さんが身をもって証明してくれていますが、

運動や筋トレの効果も何歳になってからでも遅くないと言えます。

我々、現代人のほとんどは、病気や怪我になった後のことばかりのことを考え、予防や備えることに対しての考えは今一つ甘いと言う側面があるかと思います。

万が一の大病のために民間保険に加入はするけど、普段の食生活に気をつけたり、運動習慣を取り入れないこともそうですね。

最後に

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

金さん銀さんのエピソードは、認知症ケアの鉄則である「人と関わること」「ハリのある生活を送ること」と言うシンプルで大事なことを教えてくれているように感じます。

本日のおさらい
  • 新しい刺激と経験を得る
  • 筋トレやウォーキングを行う

医療も日々進化し、新しい療法が増えていっています。

新療法や保険や薬、そしてワクチンもですが、「何かに頼る前に普段から自分で予防できることは予防する」と言うことを、金さん銀さんという偉大な先輩方が、身をもって示してくれたのではないでしょうか。

我々も偉大なる先輩に負けないように、色々な経験をすること、運動の習慣を作ることを実践していきたいですね。

以上になります。読んでいただきありがとうございました!

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このブログを運営している人

30代のミニマリスト志望。
東北の雪国で月10万円で暮らしています。

つみたてNISA、米国高配当ETFにも挑戦中。

ミニマリストを目指して、モノが少ない暮らしやお金のこと、地元のことをブログで発信して行く予定です。

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